先日もお見せしたこのネックレスのチャーム兼リング。
右下が元の型で彫金の学校にいたときに少し変わった方法で作ったのでした(いい味出てますね)。
今のキャストワックスという鋳造法は、
1.ロウで原型をかたち作り、それを石膏で固めます。
2.そして石膏を熱すると中のロウがとけて(ちゃんと出口をつくってね)
そこに金属を流し込みます。それで原型と同じ形のものが出来上がる。
テクスチャーが変わったものや、自由なかたちのモノがつくれます。
分厚い金属を曲げたりするのは大変ですが、軟らかいロウなら簡単に曲げたり削ったりできますから。
同じモノをたくさん作りたい場合にも最適です。
3.まず2まで作って(もしくは最初は金属でトントンぎこぎことやって金属の原型を作る)それをゴムでさらに型をとります。
4.そしてゴムを巧いこと切って中の金属を取り出します。
5.またゴムを組み合わせてその中にロウを流し込みます。
6.5を作りたい数だけ繰り返せば1にもどって同型の金属が沢山出来るという訳。
今回は元の金属が(右下ね)あったのでゴム型をとってもらって
同じものをもうひとつ(左上ですね)。
ゴム型があれば何度でも繰り返せます。
このあたりは彫金のサイトにもっとわかりやすく丁寧に載っていると思います。
で、本題(長かったー)。
これはロウ、石膏、ゴムを使わずに型をとった物です。
まあタイトルにも書いてありますが・・・
なんとイカで型をとったのです・・・というところで
イカの画像をひっぱってきておいたのにーまーた消えましたよ!
ごめんなさい。
本題にたどり着いたところでまた次回にー